高尾から上野原方面をドライブして偶然に発見。
え、山梨くんだりまで?
そんなさむいギャグとは無関係、実は由緒ある神社の名前です。
軍刀利神社(ぐんだり神社)
グンダリとはヒンズー語に由来する、生命エネルギーを意味する言葉だそうです。
1つ鳥居をくぐると急な登りの途中に、固く扉を閉ざした社務所がポツンとあり(行事があるときしか開かないのかも)、そこからさらに荒いガタガタの舗装路を登ると本殿下の鳥居が見えます(コイケ号を酷使)。
鳥居から見上げると急峻な石段は先細りのリアルな遠近法で、登ることをためらわせるに充分です。
でもせっかく興趣に満ちた場所(不謹慎)を見つけたのだから、頑張らなくては。
歯を食いしばって上まで登ってみました。しっかりしたステンレス手すりが設置されているおかげで、見た目の印象とは違い、あっという間に登りきれました。
てっぺんに開けた光景は、一見小さな普通の神社なんですけど・・・。
シーンと静まり返り、鳥の鳴き声も絶えた荘厳・静謐・幽幻なる異空間に、(少し息が上がって脳に酸素が不足していた所為も知れませんが)単純なワタクシは軽く打ちのめされ、日頃忘れていた宗教に対する敬虔な思いが一瞬胸をよぎりました。
チャリーン(-人-)パンパン
毎度のことながら驚くほど少ない対価でw、明日の活力とパワーを御土産にいただいて帰りました。
雲をつくような石段(に見えただけ)。 「にっぽんぶそん」と大声で読んじゃう若者がいるんだろうなぁ。
本殿横にオベリスクのような剣。 大変珍しいブリキ製鳥居型奉納絵馬。
奉納殿には巨大な木製の刀。どんな願いが?。 参拝を済ませて見回せば、そこここにすみれの群生。
>>少し息が上がって脳に酸素が不足していた所為
これはいわゆる「クライマーズハイ」ちゅうやつですな。この感じがずっと持続すると快感なのよ。だから山歩きがやめられんないのかも。
タチツボスミレですね。可憐でありますな。
あれがクライマーズハイですか?
ってそんなのになるほどの登りではなかったように思うです。(^^;
単に日頃の運動不足が祟っただけ、みたいな(笑)。
このあたりはスミレの種類が多いですね。葉っぱの切れ込みが深いのんとか、白花とか、何種類か見ました。