百万遍念仏という、神奈川県指定無形民俗文化財の、修行と言うべき奇祭を見て来ました。
昨夜のニュースでチラッと見て興味がわき、これはどうしても見ておかねば、という押さえ切れない衝動に駆られてしまいました。今日を逃せばもちろん来年まで見られません。
もともとは三保ダムに沈む前の世附集落で行われていたそうですが、水没後に山北町能安寺道場に場所を移して復活したそうです。
京都知恩寺型百万遍念仏というのは、中央に導師が座って、周囲を信者が円座になり、大数珠を繰りながら念仏を唱えるそうですが、世附のはそれとはまったく異なり、大きな滑車に大数珠を取り付け、屈強な若者たちが交代しながら力の限り引っ張って回転させるというものです。
発祥は600年前、南北朝時代とか。
開始時間から見学すれば、修験者が数珠車に九字の印を結ぶ様や六斉念仏、いろいろな意味のある獅子舞、悪魔祓い、融通念仏なるものも聞けて、最後のお札争奪戦(?)にも参加していいとのありがたいお話でしたが、あいにくタイムアウトで、屈強且つイケメンの若者が大数珠を引く姿のみまぶたに焼付け(笑)、後ろ髪を引かれつつも、その場をあとにしたのでした。
数珠が蛇のようにうねるのがいいとされています / 久し振りに寄「三味」でチキンソテーのランチ
唄も百万遍唄いますとの誓いですね。
私は百万本呑ませていただきます。
>hikuzoさん
1曲3分として、100万回唄うと300万分、時間に直せば5万時間、日にちに直せば2083日、年に直せば6年弱。
毎日寝ずに唄ってもそんだけかかるんでっせ!
長生きせなあかんなぁ・・・ボソッ
hikuzoさんは目標が達成できそうな予感(笑)。