ヒューイ･ルイス＆ザ･ニュース、他(爆)

パシフィコ横浜でのコンサートに行ってきました。
若いファンは少ないだろうなぁと予想していましたが、半数以上を4，50代が占め、30代以下は3割程度、10代は皆無(少なくとも私の目で確認した範囲では)といった年齢層でした。
中には後期高齢者とおぼしき方もチラホラ。
入り口で｢コンサート会場はこちらですね？｣と確認するとにこやかに制服姿の女性が｢シカゴはこちらでございます」。
一瞬｢あ、間違えました｣と言いそうになりました。(^^;
なにせ、ワタクシの場合ヒューイ･ルイスが主目的なものですから。
7時の開演と同時にサンフランシスコ･ベイエリアのロックンロールパワーが全開！
はじけるように明るくてドライでちょっとブルージーなサウンド、ってなんかうまく表現できないけど、元気でパワフルなヒューイのハスキー･ヴォイスは健在でした。
1曲目のThe Heart of Rock & Rollで早くも会場総立ちです。
新曲を挟んで、私の愛唱歌I Want A New Drug(薬を飲んでもなかなか風邪が治らないときなどによくこのフレーズが口をついて出る)で、ボルテージは最高潮に達した感じ。
そのあとも次から次へとヒットパレードの様相です。盛り上がらないわけがない。
中には忘れかけていた曲もあったけどどれもこれも懐かしくて、横でツレアイが感動のあまりウルウルしていたようです(笑)。
ただ、気になったことがありました。
2列前のオジサンがずっと立ったままだったこと。ノリのいい曲ならいいんですが、バラードでは座って聞いてほしいです。
客席は傾斜がついていますけどとても緩やかなので、2，3列前の人が立つとステージが見えなくなります。
アメリカでのコンサート経験では、アップテンポの時は総立ちで踊ったり手拍子を打ったりしていますが、バラードになると全員着席してじーっと聞きます。
それってごく自然のことだと思うの。
たぶんパフォーマーのサイドから見ても気持ちのいいことのような気がします。
そのオジサンはずーっと立ったまま体を動かすでもなく、手拍子を打つでもなく、たまに鼻をかんだり、携帯メールのチェック等をしておられました。
前列ならひとこと言うのですが、2列前は注意をするのがビミョー。 (-"-;)

客席がさらにヒートアップしてくるとエアコンが入ります。
すると微風が動いてなぜかサロンパスの香りが･･･(^^;
うーん、まぁ、若い人だって根をつめて仕事すれば肩こりになるしなぁ、と、音楽を楽しみつつも、わけのわからんどうでもいい背景や事情を推察してしまったりしたわけです(笑)。
HL＆TNはアンコールも含めて1時間40分でしたが、なんかあっという間に終わってしまいました。

さて、短い休憩が入り、シカゴ登場。
と思ったら、私の周辺ではわらわらと帰ってしまうお客さんがいて、席がスカスカになってしまいました。
シカゴのステージが始まって3曲目だったかな？　HL&TNの連中が再登場してジャム･セッションです。
そのときの彼らは｢バック･ステージでくつろいでいるのにぃ」とでも言いたかったのでしょうか。なんと全員浴衣姿。
それはあたかも社員旅行の温泉旅館でおそろいの浴衣を着て大宴会場で騒ぐ中間管理職のリーマン･オヤジそのものでした。　( ´艸｀)

オヤジバンザイ(特に意味なし)。

で、シカゴのステージはと言えば、照明が素晴らしかったです(笑)。
ツレアイの友人で、日本の舞台照明技術の第一人者と言われて将来を嘱望されていたのに、若くして病に倒れたM上さんという方をなんとなく思い出してしまいました(遠い目)。
明日が早いと急に言い出したｗツレアイの事情を考慮し、第二部は途中棄権いたしました。(^^;

友人がポツリと漏らした「半額でヒューイ･ルイス＆ザ･ニュースだけ見たかった」。
そのコトバに激しく同意して、そっとペンを置く次第です。おやすみなさい。

国立大ホールから見た薄暮のみなとみらい　/　5分前の会場内(演奏中は一切撮影禁止)