横浜くんだりまでナニしに来たかっちゅーと、次期ケータイのケースを買いに来たんである。懲りずにLIFEPROOFである。(^^; が、iPhone 6s、なんだか0.2mm分厚くなるという話があって、現行品は現物でチェックできてない現状では非対応なのだった。ま、大丈夫だろう、とか思って買っちゃう手もあるが、1000円や2000円のモノではないので断念。ま、久々ここんちでメシ喰うという用もあったことだし。
海辺の町に暮らしての、あれこれ by shun
安いんだから、安いなり、というべきなのか。いや、モデル末期だから安く買ったけど、どうもバチモノではないようなので、このPELICAN CE1180、出た当時にまともな値段(約$80、あるいは12000円前後)で買ってたら怒り狂っちゃうだろうなあ。まあ、amazonなんかのレビューでは、カタチを見りゃナットクの通話品質の悪さ(分厚いゴムでカバーされてるんだからコッチの声が一方的に届きにくい)や、ブーーンという音がするとは書いてあった。このブーーーンという音は、レビューによるとみんなに出るとは限らないようなんだけど、ワシのには出た。正確には、出るときと出ないときがあるんだけど、だいたい出る。バイブ機能が作動してるような、ハム音のような音。電話およびケース内のなにかが、なにかと共振しているようなのだ。相手の声と共振するわけではなくて、周期的に鳴る。相手が電話を切っても放置していると、相手との通信が途切れてもブーーーンと鳴り続け、こちらの機能が落ちると音が止む。つまり音ではないなにかに共振しているんだなあ。こらー面倒かも。で、どのくらいの障害があるのか、一度ふつうのケータイケース(かなり角張った顔になっちゃってるけど、もちろんアートゥことR2-D2である)に戻してみたわけだけど、うーん、iPhoneってこんなにコンパクトだったのかあ。(^^;;
で、ちょいと様子見するつもりが、blogでこのケースの記事を見て興味を持ったというお友だちがいたので、急遽進呈しちゃうことになった。(゚∀゚) しかしそのお友だち、なんと、まだワシの使ったことがないIP-68のOtterを使っているのだ。LIFEPROOFと同じ防水性能に加え、見た感じは耐衝撃性に上回っていそうなOtterからPELICANへ乗り換える意味、あるのかなあ。まあ、ブーーーーンに耐えかねて返ってくる気もするが。(^^;
てなわけで、これまでの武装の歴史を、ひっかかったのだけ並べてみた。なーんの参考にもならないだろうけど、これはワシの日記なので、それでいいのだ。
シリコンのケースを買うはずが、G-iPhoneに!? 「Trident Kraken II」
G-iPhone第二弾!? 「GRIFFIN Survivor」」
iPhoneのケース 「LIFEPROOF」
で、発売当初は$79.95で、日本じゃ12000円あたりで売ってたようだけど、それがamazonで探したら、なんと2000円前後である。ははーん、バチモンか、とかワシも思ったわけだけど、これがamazon.comで見ても、高くて$15あたりから、安いと$5.97まで。どうやらディスコンの旧製品だし、そもそもが不人気だったし、指紋認証非対応だし、まもなく6S登場かっちゅーときに5用(しかも5Sではないw)だしで、そんなもんになっちゃってるようだ。てなわけで、最安品をポチっ。ついでにアフィっとくぜ。
構造は、ペリカンお家芸の耐摩耗性ポリマー樹脂のシェルと、防水ケースの2層構造ボディにiPhoneを押し込み、上からスクリーンプロテクター装備の防水パネルを乗っけ、最後にアルミのフェイスカバーを4本のビスで締め込むという、完全密閉ケース。とはいえ防水性能は、各部がOリングで密閉されてIP-68という最高の防塵・防水性能を標榜してたLifeproofほどではないようだ。あちゃらのwebにも
• Full-seal design defends against extreme wind-driven snow, rain and dust
• Water resistant microphone and speaker covers provide high fidelity audio
てな書き方だし、もはや日本の代理店はないようなんだけど、過去の販売店などの記述を探すとIP-54になっている。これは粉塵に関しては「粉塵が内部に侵入することを防止する」(6は粉塵が内部に侵入しない)、防水は「すべての方向からの水の飛沫を受けても有害な影響がない」(8は連続的に水中に置いても有害な影響がない)で、まあ、気持ちの日常生活防水ってあたりか。水没はダメである。
Lifeproofは樹脂膜が貼ってあったり、イヤホンジャックはまるでロレックスの竜頭ばりにOリング装備のスクリューキャップでロックされてたけど、こっちは少なくともフタに空いてるのは、ただの穴だ。ケース側にスクリーンが貼ってあったかどうかまでは見なかったなあ。まあ、でも、それほど防水に配慮した設計ではない。Crushproofではあるが、WaterはResistant。あくまでも雨とか水しぶき、濡れた手対策だ。で、右がケース裏側。5用なので2個縦に並んだLEDのフラッシュが半分ずつ隠れている。ま、ワシはこんなもん使わないので無問題だが、どこかのwebで見つけたユーザーは、カッターで切り拡げていた。カメラのレンズ部のガードはOptical grade glassだそうな。ペリカンケースによくある2本ずつの補強リブ風デザインがカッコいい。(^^;;
もーね、3GSの時代から、ワシのiPhoneの歴史は、つまり武装の歴史だと言っても過言ではない。正確には防御、あるいは装甲か。英語で言うとプロテクションあるいはディフェンスである(笑)。そして、世の中、ワシのような要求は珍しくないようで、いろんなメーカーがいろんな製品を出しているのだ。
とにかく粗忽者のワシは、何度でも懲りずに落とすので、いちばん欲しいのが耐衝撃性能である。これには各社いろんな取り組み方があって、まあ、そんな歴史はこんどヒマなおりにまとめるけど、このたかがケータイのケースのくせに1万円ほどもするLIFEPROOFは、最大のウリが完全防水。加えてこれまで使ってきたゴッツイ系と違ってかなり薄く軽いにもかかわらず、耐衝撃性もなぜかバッチリ。
何度守ってくれただろう。被弾から本体を防護した歴史、のほんの一部である。写真じゃよくわからないだろうが、右なんかえぐれている。さらに反対側はゴム系なので痕跡が残らないだけ。落っことしてぴょーんと撥ねるときは、そっち側から落下してるんだろう。まあ、このケースがなかったら、何枚も何枚もガラスを割ったに違いない。なんでガラスなんだよ、というのは置いといて。
しかし、Tシャツ1枚で動くようになって、ジーンズの尻ポケットに入れるまではいいが、チャリ漕いじゃダメだ。入れる向きによってはこの黒いゴム系の部分をエイヤエイヤとこすり上げることになって、このメッチャ強力な接着をついには剥がしちゃうことになるのだった。うーんうーんうーん。しかし、そういう間違った使い方さえしなければ、いまのところコイツがベストだなー。なんちゅっても、風呂場で使えるんだぜ。
ワシである。ソコツなんである。今日だって、さっき玄関を出たところで鍵束を落とし、それを拾おうとしたら左手にはめようとしていた時計を投げ捨ててしまい、それを拾おうとしたら今度はケータイを放り投げてしまった。でも、大丈夫。時計はGだし、ケータイも防水・耐衝撃ケースに入っているからだ。というわけで、最近、iPhoneのガラスに蜘蛛の巣が張ったとお嘆きのみなさん、あなたにも武装が必要だと思うんだが。 (^^;;
バイク用のナビも死んだことだし、iPhoneをナビに使うか、と、iPhone入れるLifeProofのケースを買うとき、「Bike + Bar Mount」という、iPhoneをケースもろともハンドルバーに取り付けられるマウントも買ってたのだ。ケースが防水だから、雨が降っても安心である。もちろん雨の日に乗るつもりはまったくないけど。バイクで使うつもりで買ったが、チャリにも付くので今日は実験。ナビも見えるし、カメラを使えば走行シーンも、チャリ漕いでる自分も撮れるのだった。ま、実験で撮ってみたわけだが、もう二度と自分は撮らないだろうなー。(^^;;
いかに強靭なケースに入れようとも、こいつらの牙にはかなわないだろうなー。頼むから穴をあけてくれるなよー。
しかし、iPhone買って、これほどワクワクしないのってはじめてだなあ。だって平板で陳腐なアイコンになっちゃったiOS 7と5sは、ジョブズを失って凋落の一途をたどり始めたアップルの、墓標のようなものだもんなあ。つまり墓石を買うようなもんだから、ワクワクなんかするわけがない。そしてそのうち、アップル社が過去の存在としてwikiに載るような時代が来たとき、4sは、もしかしたら最後のマトモなアップル製品として、歴史に評価されているかもしれない。
それでもこれまで使ってた4sは電池も消耗してきているし、機械物はいつかは壊れる。そのうち、必ず4sの次を買わなければならなくなる。さてなー、もしかしたら大は小を兼ねるのかなあ、なんて自分を騙しながら6の祭りに乗ろうとしてはみたものの、うーん、あれはどうしてもジョブズの系列に見えない。もちろんジョブズを神のように崇めたりする意味ではなくて、アップルが誇った唯我独尊のキラメキが感じられない、という意味だけど、まあ、そんなわけで、5s以外の選択肢がなかったのだった。悲しいなあ。ていうか、いまのうちにアンドロイドの勉強でもしておこうかなあ。
電話機は、手に持つ道具である。そしてそういうモノはおしなべて、手が滑ったり握り損なったりして、落とすことがある。人間だもの。落としちゃいけないものだって、落とすことがある。で、そういうミスをカバーするべきなのが、ID、インダストリアル・デザインの役目だ。
ガラケーの時代から、各社様々なアイディアで、握りやすさや持ちやすさを追求したり、落下時の衝撃を最小限に抑える努力をしてきたわけだけど、それを根底から覆したのがiPhoneだ。なんとそんな道具の素材にガラスを採用した。ガラスだから、落としたら、割れる。しかしそれは、落としたヤツが悪い、と、そう開き直った。修理代はウン万円。文句があるなら使うな、と、こうである。
ワタクシ、実は遠い昔から林檎教の信者ではあるが、しかし林檎様の送り出す製品はナニもかもすべてが素晴らしい、うまく使えないのは、自分の信心が足りないからだ、なんて境地に達することはできない。マックにだってクソマシンは山のようにあったし、デザインの失敗なんかも掃いて捨てるほどあった。もともと唯我独尊な会社ではあるが、ここんちそういうのを平気でごり押ししてくる。
なのでワシは初代iPhoneをサックリ見送ってG-SHOCKケータイを使ってたわけだけど、機能的にはiPhoneが唯我独尊だったので3GSでとうとう軍門に降り、その代わりにiPhoneを武装するという手に出たわけだ。
今回ももちろん、そういう方向で注文したのがLIFEPROOFつーところのケース。ここほど明確に"防水"をうたってる製品は、ほかにはない。まともな精度のケースに、しっかりはまったOリング。左下の写真は水没させて漏水をチェックしているところ。スペック的には2mの防水と2mの落下をともに満たしているそうな。だけど、ハッキリ言って高価。どのくらい高価かというと、今回買ったiPhone 5s 64GB本体よりも高価なのだ。電話より高いケースって、なんのこっちゃ。って、当たり前か。ワシのiPhone、タダよりさらに安いのだった。(゚∀゚)